博悠会の理念
理事長ごあいさつ
皆様、はじめまして。
この度、名取病院理事長職を拝命致しました、西原 文現と申します。私は、大学を卒業後、当時は当たり前のように行われていた、「専門科目を決めて大学医局に属して大学病院で研修を行う」、というルートを取らず、私自身思う所がありましたので、当時は珍しかったスーパーローテート方式を採用していた徳洲会を入職先に選びました。
徳洲会グループの中で二番目に古い野崎病院(現
野崎徳洲会病院)で、二年間の初期研修を行いました。この二年間で、内科、外科、麻酔科、救急、在宅診療の基礎を学んだ後、主に救急及び老人医療を中心に複数の病院で従事してきました。
昨今、少子高齢化に伴い、医療、保健、福祉を取巻く環境は多様化しております。このような時代に応じた医療を提供する事が、医療機関には求められております。医師として働く間、「自分にとって出来る事は何か。」という問いを、絶えず自問自答してきました。そんなある日、ある文章に出会いました。
「判断に迷ったら、より多くの人間に貢献出来る方を選べばいい。自分よりも仲間達、仲間達よりも社会全体。この判断基準で大きく間違う事は、まず無いだろう。」
これは、アルフレッド・アドラーという、オーストリア出身の精神科医の言葉です。「嫌われる勇気」というタイトルの本がベストセラーになりましたので、御存知の方もおられるかもしれません。
この文章を見た時、「これだ。」、と思いました。世の中は常に、あらゆる事象は変化しますが、変わらない真理もある筈です。この言葉は、そういう真理の一つである、と、私は確信しております。以来、この言葉の、「より多くの人間に貢献出来る方」、を第一の判断基準として、医師として活動してまいりました。
地域の皆様の医療のために、不惜身命に取り組む所存です。今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
医療法人博悠会
理事長
西原 文現
沿革
- 昭和34年7月
- 名取外科診療所開設
- 昭和36年9月
- 第2室戸台風被害発生(浸水のため、3週間休診)
- 昭和37年2月
- 病院開設許可(33床)
- 昭和46年4月
- 病院新築 65床へ増床
- 昭和55年12月
- 新館増築 93床へ増床
- 平成元年8月
- 歯科診療開始
- 平成6年8月
- 病棟大改造
- 平成6年9月
- 急性期と慢性期のケアミックス型病棟体制へ移行
- 平成7年7月
- 医療法人 博悠会設立
- 平成8年4月
- 季刊誌 はくゆう創刊
- 平成8年5月
- 本部管理棟新設工事 完工
- 平成9年4月
- 老人保健施設セレーナなとり開設
- 平成9年6月
- 一般病棟大改造
- 平成12年3月
- 配食サービス開始
- 平成12年4月
- グループホームさくらんぼ開設
- 平成12年1月
- なとりホームヘルパー2 級課程養成通信講座開講
- 平成13年3月
- ホームヘルパー2 級課程養成通信講座1 期生修了式
- 平成13年7月
- 「なとりデリカ便」大阪市より生活支援型食事サービス事業受託
- 平成13年8月
- 研修センター完成
- 平成14年12月
- グループホームさくらんぼ中島開設
- 平成14年12月
- なとりデリカ便 配食センター竣工
- 平成15年5月
- なとり健康管理センター開設
- 平成16年1月
- モニター会 発足
- 平成17年8月
- 83 床へ減床
- 平成18年3月
- 病院増改築工事 竣工 グランドオープン
- 平成21年7月
- 開設50周年
- 平成25年2月
- 住宅型有料老人ホーム クローバー オープン
- 平成28年12月
- MRI導入
- 平成29年1月
- 救急告示病院認可
- 平成29年6月
- ケアステーションなとり
訪問看護ステーションなとり
ヘルパーステーションなとり
ケアプランセンターなとり 開設